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福沢歯科だより

クリニックで使われる専門用語①

院長の福沢です。

皆さんに症状や治療の説明をする際、なるだけ解りやすく丁寧に説明をしているつもりですが、やはり今の説明で理解してくれたかな?わかってくれたかな?と不安になる時があります。逆に皆さんも、我々が専門用語で色々話していると、「何話しているんだろう?」「今から何が始まるんだろう?」と不安になる事がありませんか?

今回は、シリーズで少しずつですが我々が普段使っている専門用語を一つひとつ取り上げて、できるだけ解りやすくご説明していきます。
少しでも皆様の不安が減り、安心して治療を受けていただけるよう願っております。

第一回目は「カリエス」です。

「歯が痛い!」だとか、「虫歯があるみたい」「虫歯の治療をして欲しい」という主訴で受診した際、スタッフ間での会話に「カリエスありそう?」とか、「カリエスチェックして~!」という言葉を耳にした事がありませんか?

カリエスは、ラテン語の「Caries」が語源で、ドイツ語では「Karies」、英語はラテン語と同じ「caries」と表記します。意味は、「歯の崩壊(ほうかい)・腐敗(ふはい)」です。英語では正確に言うと「dental caries」(デンタルカリエス)と言いますが、歯科ではカリエスで十分通じます。いわゆる「虫歯(むしば)」の事を指します。

同じ意味として使われる頭文字だけとって「C(シー)」という時もあります。皆様のお口のチェックをする際や、歯科検診時に耳にする「C1(シーワン)」とか「C2(シーツー)」と言っているのは、虫歯の進行度(しんこうど)を言っています。皆さんに説明する際に使う用語ではなく、スタッフ間で使う言葉です。

いかがでしたか?「カリエス」覚えましたでしょうか?ギリシャ神話に出てきそうな人物の名前のようにも聞こえてきますが、「虫歯」を意味する専門用語でした!(カイロス)

次回は先ほどちらっと出てきた「虫歯の進行度」について専門用語を交えてご説明します。

初人間ドック

久々の投稿となり、申し訳ございません。

“医者の不養生”という言葉があります。自分の体に無頓着いう事ではないですが、中々時間がねぇ・・・と言うのが言い訳でした。

コロナ禍になってから、診療を予約制にし水曜日の午後を休診にさせて頂いたおかげで、時間がないという理由はなくなり、少しずつ自分の体の事を考え病院にも罹りやすい環境になりました。

年に一度、健康診断(義務)は受けていました。また、胃カメラも40歳を越してからは、毎年ではないですが受けるようになりました。ただ、「人間ドッグ」なる物は興味があるものの受けた事がなく、50歳までには受けてみたいと思っていました。

健康診断と人間ドックの違いって?と疑問に思いますよね。

もちろん、費用が違いますが、検査項目が異なります。人間ドックの方は費用が高い分、検査項目が多くなります。ちょっと気持ち的に安心しますよね。

半日の検査でしたが、一般的な健康診断の検査項目に加え、超音波検査、肺機能検査、X線検査(側面)等々、検査して頂きました。

恥ずかしながらお腹が肥満傾向にあるものの、その他は異常なしでした。

今回、胃カメラ・脳MRI検査は行なっておりませんので、50歳を迎えた際には、もう少し項目を増やして調べてもらいたいと思っています。

どうです?皆さんも一度、“人間ドック”受けてみてはいかがですか?

医薬品不足

報道等でご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、現在世界的に医薬品が不足しております。当院では、処方箋をお出しして処方薬局でお薬を処方して頂いたので、あまり処方医として実感がありませんでした。

 供給不足には様々な要因があるようですが、材料不足やそれによる製薬会社の出荷調整からが主な要因だそうです。

 歯科医院で処方するお薬には、大きく3つあります。

1 菌を叩く、抗菌薬(抗生剤・化膿止め)

2 痛みを抑える、鎮痛薬(痛み止め、解熱鎮痛剤)

3 口内炎の塗り薬(ステロイド軟膏)

現在、1・2のお薬供給が滞っている事が多いそうです。その他にも医科では、多くのお薬が不足しているようです。

 歯茎の炎症(歯周病等)は、体力の低下(風邪や疲れ等)から症状が悪化することもあります。どうぞお口の中のケアはもちろん、健康管理にも十分お気を付けください。当院では、まだ処方するお薬がないという事はありませんが、政府も早急に対応していただきたいものです。

九州北部豪雨

福岡は、昨日未明からの大雨により各地で水害が発生しました。

当院は過去2回、浸水の経験があります。ゲリラ豪雨、台風、線状降水帯等が発生すると、浸水が非常に心配になります。

 平成25年にクリニックを改装した際に、診療室は床を10センチほど上げて、水害対策を行っていましたし、行政も水害対策を行っていたので、ここ数年は大きな被害に遭うことはありませんでした。

 ただ今回の長雨は・・・。夜中に携帯から避難速報が鳴り響くし、学校は休校になるし、心配でクリニックに行ってみたら・・・。過去の浸水に比べたら軽佻でしたが、待合室に浸水していました。

 午前中は浸水の処理で、診療に影響が出ましたし、ご予約頂いていた患者さんには、大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 「数十年に一度の大雨が・・・」と報道されていますが、年々酷くなってる気がします。梅雨が明けたとしても、台風の季節がやってきますので、当院でも水害対策をしっかり行ってまいります。

歯科検診

 当院では、「粕屋町立大川小学校」と「いきいき保育園」で歯科検診を行っています。僕が子供の頃(40年程前)に比べると、随分と虫歯は減りました。歯磨きの習慣・意識改革や、人工甘味料の出現等々、様々な要素はあるとは思いますが、確実に未処置の虫歯は減っています。

 ただし、全くゼロではないのが、校医として責任を感じます。

 大川小学校では、3年生の秋にブラッシング指導を行います。そのおかげか、4年生・5年生は比較的歯磨きが上手にできている児童が多いのですが、6年生になると極端に歯磨きができていない児童が増えます。

 年齢的にも、親御さんの仕上げ磨きを嫌がる時期ですので、当たり前と言えば当たり前です。小学生高学年の時期に、歯磨きがしっかりできるかというのは、今後の人生に多く関わってきますので、高学年のお子さんやお孫さんがいらっしゃるご家庭は、もう少し日頃の歯磨きを気にかけてあげて下さい。

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